10月から見始めた韓国ドラマ「師任堂、色の日記」。ついに最終回のカウントダウンが近づいてきました。
毎日1話ずつ放送しているし、回数も日本と比べると多いため、観るのも結構大変です。
今回見ているドラマは全44話、長いです。
でも面白いから見ちゃうんですよね。
最初は日本語吹き替えで見ていましたが、下に字幕が出るので、なんとなく韓国語で聴き始めたら、それ以降ずっと韓国語で見るようになりました。かといって韓国語が分かるかと言えば…さっぱりです。
言葉は分かりませんが、オリジナルでしかわからない微妙なニュアンスを感じることができるような気がします。
朝鮮時代第11代国王・中宗(チュンジョン)が国を統治する時代(在位1506〜1544年)を舞台に、朝鮮時代のサイムダンの生き様と現代主人公の人生を交互に描いています。
運命に翻弄されるサイムダンと、互いに好きやっていても離れるしかなかった宜城君。大人の恋愛ですね。
お互いに思い合っているけれど、それぞれの事情もあって、思いを押し殺して人生を歩んでいて…。心の葛藤が何とも言えません。
作中、いろいろと笑やり涙ありの展開が目白押しです。
中でも、ハロウィンのシーンでは、主役のイ・ヨンエが、出演映画、親切なクムジャさん(2005年)のコスプレをしていた。
そうくるか、と思ったけれど、師任堂は2017年の作品なので12年前。年齢は重ねても、違和感なく相変わらず美しさが際立っていました。
41話では、金剛山で2人で過ごしたものの、サイムダンは子供を捨てて逃げることができず、山を降りて行きます。
引き裂かれる思いのまま山を後にするサイムダンの姿。女性としてではなく、母として生きていく決意をするわけですが、これは母親ではないとわからないシーンかもしれません。
彼女が置いていった手紙を見つけた宜城君。そして彼自身も人生の選択をします。決意して山を降り、そして決意して山を降り、自ら進んで義禁府へ出頭します。
死を受け入れる覚悟をした宜城君の顔に、心の強さを感じました。
宜城君が義禁府にいることを知ったサイムダンは慌てて駆けつけも、中に入ることができません。建物の外で声を荒らげ、泣き叫ぶに訴える声が牢にいる宜城君の耳にも届きます。なかなかの演出です。
現代では、王様を演じたチェ・ジョンファンが現代ではミン教授を演じています。
宜城君に手を下す残酷な王様で視聴者の膨らんだ怒りが、現代のミン教授に向けられるという画が浮かびました。
きっと終わり頃は、ギャフンといった逆転劇が展開されることでしょう。
それにしても、韓国ドラマってなんでこう…独特のドラマの作りなんでしょうか。
今日もこれから、師任堂のドラマを観ないと。
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